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12月1日と2日に山口・山口情報芸術センターYCAMで行われる
渋谷慶一郎と演出家の岡田利規(チェルフィッチュ)による新作オペラ公演
「The End」に、ファッションブランドのルイ・ヴィトンが協力。
オペラに登場する初音ミクの衣装を、ルイ・ヴィトンのアーティスティックディレクター
であるマーク・ジェイコブスがデザインしたことが明らかになった。
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「The End」は歌手やオーケストラなどの生身の人間が一切登場せず
代わりにボーカロイドがアリアやレチタティーボを担当することで注目されているオペラ。
映像およびキャラクターデザインをamazarashiのビデオクリップなどで知られる
映像作家YKBX a.k.a Masaki Yokobe、舞台美術をOMAニューヨーク代表でもある
建築家の重松象平が手がける。
作品中で初音ミクが着用する衣装は、マーク・ジェイコブスと彼のスタジオチームが
2013年春夏コレクションを、初音ミクの体型や彼女が持つ独特の雰囲気に合わせて
デザインしたオリジナル作品。
幾何学的な世界をロマンチックに表現したこのコレクションは
ルイ・ヴィトンのシンボルであるモノグラムモチーフを初めて使用していない
代わりに、多彩な色と素材で作られたさまざまな大きさの四角による
市松模様のダミエ柄が使われている。
またバッグはルイ・ヴィトンの定番アイテムである「スピーディ」を
再解釈したもので、オリジナルの形状をスクエアやキューブ型にアレンジ。
靴は長いポインテッドで、アッパーにリボンをあしらい
ヒールはメタル製の長方形となっている。
この衣装を実際に着た初音ミクの映像は「The End」初演の
来場者だけが目撃することが可能。
なおチケットは既に全公演完売となっている。
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