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価格交渉決裂で
台湾の鴻海精密工業とシャープが共同運営する
「堺ディスプレイプロダクト(SDP)」(堺市)が
韓国サムスン電子向けのテレビ用液晶パネルの供給を
来年から中止することが分かった。
鴻海とシャープは経営への打撃を回避するため
別の販売先に切り替える方針。
液晶パネルの価格低迷で赤字に陥るなど経営が悪化している
SDPが、販売交渉でパネル価格の値上げを目指した結果
サムスンと折り合いが付かなかったためとみられる。
SDPはシャープが2009年に大型液晶パネルの量産を目指し
巨額を投じて設立し、12年に鴻海側が出資した。
SDPは09年の操業開始後、供給先が安定せずシャープの
業績が悪化する要因となった。
現在は鴻海側とシャープがそれぞれ37・61%の株式を保有する
持ち分法適用会社となっている。
【関連情報】
鴻海・郭台銘 シャープ改革の真実
話し上手はいらない~説得しない説得術
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