今日の気になる情報をお届けします。

古代ローマの巻物の内容が科学技術により明らかに
古代ローマの時代に書かれ、ベスビオス火山の噴火で
黒焦げになった巻物が、現代の新たな技術で解読されたことが
2月29日までに分かった。
約2000年前の巻物で、古代ローマの都市ヘルクラネウムの
書庫に保管されていた。
紀元79年のベスビオス火山噴火で灰に埋もれ、260年前に
黒焦げ状態で発掘された。
非常にもろく、従来の方法で広げれば崩れてしまう恐れがあった。
しかしイタリア学術会議(CNR)の研究者らがこのほどX線による
断層撮影技術を使って、巻物を広げた画像を作ることに成功した。
研究チームのメンバーは、この技術を全ての美術史研究者や
博物館、図書館に使ってもらうことが目標だと話している。
巻物のうち2巻は、古代ローマの哲学者フィロデモスが
修辞学について書いた内容で、現在、古代ギリシャ語から英語への
翻訳作業が進んでいる。
その成果は近く科学専門誌に発表される見通しだ。
【関連情報】
古代ローマ人の24時間 ---よみがえる帝都ローマの民衆生活
古代ローマの帝国官僚と行政:小さな政府と都市
誰も教えてくれない 真実の世界史講義 古代編
古代文明と気候大変動―人類の運命を変えた二万年史
最後まで、お読みいただきありがとうございました。次回もよろしくね!

↑ ポチっと押してネ!
この記事の著作権は、CNN.co.jpに帰属します!
- 関連記事
-
- 中国の美女軍隊が「ゆるすぎる」と海外で話題に! (2017/03/04)
- 黒焦げになった2000年前の巻物、新技術で中身を解読 (2017/03/04)
- 空に現れた神秘的な“虹色の光” (2017/03/02)
スポンサーサイト