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株主優待にもデメリットはある
■株主優待で気を付けたいこと~オタクより必要なキョロ充視点~
株主優待のいいことばかり紹介してきたが、株式投資は
銀行預金と違いリスクのある「投資」であり、資産を溶かして
さあ大変になる可能性もある。
株式を購入する際に気を付けないといけない点を挙げていきたい。
◆株主優待がよかろうが、株価が下がれば大損になる
当たり前だが、株主優待の恩恵が高くても
肝心の株価が下がれば意味がない。
◆さらに、株価は業績がよければ上がるという単純な世界ではない
株価は企業の業績が好調なら必ず上がるというような
単純なものではない。
そんな単純なルールなら、株で資産を溶かす人など
出てこないはずだ。
株価はよく美人コンテストに例えられる。
「自分がぐっとくる子」でなく
「今はちょっとやぼったいけど、そのうちみんなに
ちやほやされそうなダイヤの原石」
をいち早くキャッチするのが億万長者への道なのだろう。
よって、我が道・我が萌えを追求する「オタク気質」よりも
周りをキョロキョロ伺い、誰がこれから覇権をとれるか
見通しその恩恵にいち早く授かり、もっと恩恵を
授けてくれそうな人がそちらに華麗に乗り換えることに
生きがい、やりがいを感じる「キョロ充気質」の方が
投資において必要とされる気質だ。
地味で堅実で業績も悪くない企業だからといって
株価が伸びるとは限らない。
まるで人生のようだ。
◆月末ぴったりに買っていたら株主優待に間に合わない
まんだらけの場合9月、3月末時点の株主が株主優待の対象になるが
これは9月、3月の最終営業日ぎりぎりに株式を買っていたら間に合わない。
最終営業日の3日前(権利確定日)までに
株式を購入しておく必要がある。
◆株主優待は廃止になることもある
株主優待目当てで株を購入したものの、株主優待制度が廃止になり
株価は下がりという、ないない尽くしな最悪のシナリオも想定しておきたい。
ちなみに文中で紹介した会社四季報実質好利回りランキングの
堂々トップ企業はメガネスーパーになる。
メガネスーパーは株価95円(2017年2月23時点)で購入は
100株からになり、9,500円と1万円以下で株主になれる。
優待内容は「商品の30%割引券」と、「1万円分のメガネ仕立券」で
これが年2回送られてくる。
つまり、約1万円弱で株主になれば、一年間ぼんやりしているだけで
2万円分の商品券が送られてくるのだ。
(保有株数が300株以上だとさらに商品券がもらえる)
半年程度で元が取れてしまうのだ。
年に眼鏡を数回作るメガネフェチが
身近にいるなら教えてあげてほしい。
※本記事中の数値や制度は全て2017年2月時点のものになります。
【関連情報】
元手5万円でトクする! 稼げる! 「株主優待」の選び方・組み合わせ方
株主優待ハンドブック 2016-2017年版 (日経ムック)
昇格期待の優待バリュー株で1億稼ぐ!
爆笑コミックエッセイ 株主優待だけで優雅な生活
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