今日の気になる情報をお届けします。

2018年1月分から
総務省は、消費を包括的にとらえる新指標として
「消費動向指数(CTI)」を開発し、2018年1月分から
公表することを決めた。
家計調査の刷新とともに提供を始め、民間のビッグデータを順次
活用して速報性を強化する。
ミクロの消費動向を示す家計調査は2人以上の世帯が対象で
これを補完するために17年8月を目途に単身世帯を調べる
「家計消費単身モニター調査」を始める。
18年1月には家計調査もキャッシュレス化に対応するなど改善。
これらを合わせて、世帯の消費動向を包括的に把握できる
指標体系を構築するという。
マクロについても、GDP(国内総生産)統計の四半期別公表値では
観測できない月次の値を推計し、両面から消費をみる。
産学官連携の研究協議会を立ち上げ、ビッグデータの実用化を
進めることも決めた。
消費関連指標のあり方について議論してきた有識者研究会の
提言を受け、高市早苗総務相は
「多くの人に利用いただける信頼性の高い指標
になると確信している」
と話した。
18年1月という提供開始時期について、研究会の構成員を務める
大和総研の熊谷亮丸チーフエコノミストは
「19年10月予定の消費税増税の判断にも
参考になるタイミングだ」
と、新指標の重要性を指摘した。
【関連情報】
「家計調査」 世界最大の消費者ビッグデータは「宝の山」だ
財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済
消費が社会を滅ぼす?! --幼稚化する人びとと市民の運命
若者はなぜモノを買わないのか
最後まで、お読みいただきありがとうございました。次回もよろしくね!

↑ ポチっと押してネ!
この記事の著作権は、サンケイビズに帰属します!
- 関連記事
-
- 年金の運用益7.9兆円 28年度実績 (2017/07/12)
- 総務省が消費の新指標に「消費動向指数」 (2017/03/25)
- 5万円台から株主になれる魅惑の“オタ株”株主優待って?ー② (2017/03/07)
スポンサーサイト