FC2ブログ

 

ライフスタイル向上のすすめ
ライフスタイル向上に役立つ情報を発信します。 今の生活を少しでも良くしたいと思う方、必見・・・かな?
http://ansinshop.blog.fc2.com/

 




今日の気になる情報をお届けします。


マツダ地獄
悪夢の輪廻断ち切った「CX-5」





「マツダ地獄」という言葉がある。

一度マツダ車を買うと、数年後に買い換えようとしたとき
下取り価格が安く、無理して高く下取りしてくれるマツダでしか
買い換えられなくなる。

その結果、他社のクルマに乗り換えできなくなる
ことを表した言葉だ。

発想の原点は「無間地獄」だろう。

なぜマツダはそんなひどい言われ方をしていたのだろう?

マツダは新車の販売が下手だった。

ブランドバリューが低いからクルマを売るとき
他社と競合すると勝てない。

あるいは勝てないという強迫観念を営業現場が持っている。

それを挽回してマツダ車を買ってもらうために
分かり易いメリットとして大幅値引きを行う。

しかし値引きが常態化して新車の実売価格が下がれば
好き好んで新車より高い中古車を買う人はいないので
新古車でさえ値段が下がる。

そこから先はドミノ倒し式の崩壊だ。

つまり新車の値引きは中古価格の暴落を生む。

しかも新車以上に中古車はブランドイメージで値段が変わる。

そうなると、仮に新車から5年乗って「そろそろ新しいクルマに……」と
思っても、下取り価格が低くて買い換えを躊躇するユーザーも一定数出てくる。

元々が新車値引きに釣られて買ったユーザーなので
経済的にもあまり豊かとは言えない。

そういう人が低い下取り価格に直面すれば「もう少し乗るか」
という判断になりがちだ。

そうやって年式がどんどん落ちていき
さらに査定額が下がる。

結局買い換えの踏ん切りが付くのはもうクルマの
商品としての寿命が尽きた後。

そんなときに下取り車に何とか値段を付けてくれるのは
メーカーが下取り促進費を負担するマツダだけ。

だからまたマツダになる。

そして手元不如意のためまた大幅値引きを要求する。

「ずっとマツダに乗ってくれるならいいじゃないか」と言えないのは
それが常に強い値引き要求と買い換えサイクルの長期化という
問題を含んでいるからだ。

デフレスパイラルにも似たネガティブな輪廻が繰り返されており
長期的に見ればユーザーも販売店もメーカーも誰も得をしていない。

この地獄を脱出しない限り、マツダに未来はなかった。

先代CX-5から始まる第6世代商品群は、この問題に
真剣に取り組むことからスタートした。

それがマツダの言う「ブランド価値の向上」だ。

「どこでも聞くような標語だなぁ」と当時は思っていたが
そうではない。

例えば、余命宣告された人が「健康は大事だよ」と
静かに言うような覚悟と思いの込められた言葉だったのである。

マツダの「ブランド価値の向上」はハイファッション・ブランドの
人たちが言うようなスカした抽象論ではなく、ビジネスの根幹にある
クルマの販売を根本的に改革することこそが目的である。

この輪廻を断ち切るための現実的なスタートは
新車の値引きをしないことだ。

しかし、ただ販売店に値引きを禁じれば良い
というわけにはいかない。

そんなことをメーカーが販売店に強要したら
独禁法違反でアウトだ。

なので、値引きをしないで売れるためには何がどうあるべきかを
根底から考えなくてはならない。

値引き勝負をしないためには、クルマの価値を
認めてもらうことだ。

幸いなことにマツダには歴代ロードスターという
成功例があった。

ロードスターを買うユーザーは
安いから買うわけではない。

ロードスターの価値を認めて、まず商品に惚れ込み
その上で懐具合と相談する。

「4人乗れて動く安いヤツ」を探しているわけではない。

しかし、商品として極めて個性的なロードスターならともかく
ほかの基幹車種をどうやってそのパターンに持ち込むのか?

それは相当に難しいことに思える。

第6世代商品群を作るにあたって、マツダはまず走りと
スタイルに個性を持たせた。

全員に好かれようと考えるのを止めて、2%の人が
どうしても欲しいクルマを作ることにした。

ロードスターに範を取り、全マツダ車の位置付けを
そう再定義したのだ。

そんなことをして大丈夫なのだろうか?

実は、世界の新車販売台数は約1億台だから
2%は200万台になる。

2017年3月期のマツダの通期販売見通しは155万台だ。

だから2%は決して諦めの数字ではなく
むしろ野心的な数字とさえ言える。

それができるかどうか以前に、誰にも好かれようとして
無難なクルマを作っても、それを販売力で押し切れないことは
既に長い実績が証明している。

それがダメだということだけはハッキリ結論が出ているのだ。

だから個性こそが大事だと考えた。

しかし製品として個性的なクルマを作れば値引き要求
されなくなるのか、と言えばそれはそんなに簡単ではない。

「好きだから欲しい」という購入モチベーションは
必要条件に過ぎず十分条件ではない。

次回に続きます。


【関連情報】

ロマンとソロバン―マツダの技術と経営、その快走の秘密
グループ経営入門〔第3版〕: グローバルな成長のための本社の仕事
オサムイズム ―"小さな巨人"スズキの経営
エコカー技術の最前線


最後まで、お読みいただきありがとうございました。次回もよろしくね!





↑ ポチっと押してネ! 




この記事の著作権は、ITmediaビジネスに帰属します!

Yahoo!ブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク livedoorClip del.icio.us newsing FC2 Technorati ニフティクリップ iza Choix Flog Buzzurl 






関連記事
スポンサーサイト



 
 

Comment

 

なるほど
ポチさせていただきました

名前:港南台焼肉関内苑の日記 | 2017.03.30(木) 08:26 | URL | [Edit]


非公開コメント

こーたちん

Author:こーたちん
ネットの中から、ライフスタイル向上に
役立つ最新情報をお届けします。

あらゆるジャンルの情報をピックアップ
してますので、ご覧くださいませ!







[ジャンルランキング]
ニュース
213位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
IT・インターネット
10位
アクセスランキングを見る>>

ダイエット (635)
未分類 (49)
パチモン (1)
食の安全 (22)
映画 (64)
スポーツ (29)
芸能 (839)
食品・飲料 (132)
プレスリリース (45)
情報端末 (14)
ゲーム (82)
健康 (1259)
IT (53)
経済 (122)
コスメ (16)
便利グッズ (20)
地域情報 (304)
その他 (28)
海外情報 (1260)
アニメ (443)
セクシーネタ (2222)
グルメ (46)
節電 (2)
プロレス (9)
テレビ (24)
ペット (35)
コスプレ (6)
いきもの (19)
テクノロジー (121)
競馬 (2)
コミック (21)
お笑い (14)
F1 (14)
おもちゃ (5)
美容 (122)
ガンダム (11)
ニュース (250)
人間心理 (51)
ネットアイドル (2)
音楽 (2)
ギャンブル (7)
政治 (41)
漫画 (12)
生活 (55)
育児 (24)
便利ネタ (3)
特撮ヒーロー (12)
雑誌 (3)
文化 (22)
インターネット (8)
クルマ (11)
環境 (12)
外交 (26)
ビジネス (224)
ディズニー (3)
災害 (2)
イベント (38)
キャラクター (28)
ホビー (136)
歴史 (14)
宇宙 (18)
就職 (2)
ミステリー (58)
雑学 (20)









この人とブロともになる







 
*Template By-MoMo.ka* Copyright © 2021 ライフスタイル向上のすすめ, all rights reserved.