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今日の気になる情報をお届けします。


「隠者」
謎の窃盗犯はなぜ世を捨てたのか





1986年、20歳のクリストファー・ナイトは、米マサチューセッツ州の
自宅から車でメイン州へ向かい、そのまま森の中へと姿を消した。

彼は深い森の奥にテントを張って暮らし、近隣の別荘から
盗んだものを食べて生き延びた。

30年近く、他人と会話をすることはなかったが、最後は障害者用の
サマーキャンプ場に盗みに入ったところを逮捕された。

人は何をきっかけに世捨て人となるのだろうか。

ナイトはただ単に、孤独を好む反社会的な人間だったのだろうか。

それとも彼の行動のどこかに、我々が学ぶべき
教訓があるのだろうか。

ジャーナリストで、この事件の真相に迫った
マイケル・フィンケル氏に話を聞いた。


クリストファー・ナイトは、1000回以上盗みを働き、被害に遭った
人々の心の平穏を奪いました。

あなたはなぜ、この極めて反社会的な人物についての本を
書こうと思ったのでしょうか。


「窃盗に関する話も興味深いのですが、私が強く
 惹き付けられたのは他の側面です。彼は27年間、メイン州の森に
 たったひとりで暮らし、冬でもたき火をすることさえありませんでした。」


その間、誰とも話していませんし、メールなど、外の世界との
やり取りも一切していません。

一方で、彼は食料、電池、懐中電灯だけでなく
大量の本を盗んでいます。

「他の人類との接触を完璧に断った人物に、なぜ社会を捨てたのか
 我々についてどう思っているのかを尋ねてみたい。」


と私は思いました。

人類は何千年も前から、隠者と呼ばれる人たちに
人生の意味を問うてきました。

私はその原始的な好奇心に抗えなかったのです。


ナイトの経歴について教えて下さい。


彼はなぜ社会から離れることにしたのでしょうか。


ナイトはメイン州中部で、周りとは関わりを持たない
非常に特殊な家庭で育ちました。

兄が4人、妹が1人いました。

ナイト家の子供たちはたいそう頭がよかったようです。

低中産階級で、あまり裕福ではありませんでしたが
夜にはシェークスピアや詩を読むような家庭でした。

自動車や配管の修繕も自分たちでこなしました。

一家で作った温室の下には、水の入った1ガロン容器を
大量に埋めていました。

水が日中に熱を集め、夜に放出することを知っていたのです。

おかげで寒さが厳しい冬の間も、電気代を1セントも払わずに
野菜を育てることができたそうです。

ナイトは子供の頃から非常に内気で、人とのやりとりは
恐ろしいほど複雑なものだと感じていました。

そして20歳のときに車でメイン州北部に向かうと、車内にキーを
置いたまま、歩いて森に入ったのです。

家族は警察を呼ぶこともせず、行方不明届けも
出しませんでした。

私は地元の警察に、家族が捜索願を出さなかったことを
不思議に思わなかったのかと尋ねました。

警察はこう答えました。

「思いませんでした。あの一家はほとんど人付き合いを
 しませんでしたから。息子がいなくなったら、それはそれで
 仕方ないという気持ちだったのでしょう」


家族が息子のことを心配したのは間違いないと思います。

しかし警察には知らせなかった。

それはあの家族の流儀に合わないことだったのです。

あなたは本の中で

「歴史上の隠者は全員3つのタイプに分けられる。
 抗議者、殉教者、追求者だ」

と書かれていますが、これについて詳しく教えてください。


ナイトはどのタイプに属するのでしょうか。


「孤独に暮らすことを求める隠者は、歴史上、常に存在しました。
 彼らは隠遁者、世捨て人、シャーマンなど、さまざまな名称で呼ばれます。
 社会を去る理由として最も多いのは宗教的なものです。
 キリスト、ムハンマド、ブッダもこれに含まれます。
 ナイトは、自分には信仰心はなかったと言っています。
 聖書は子供の頃に読んでいますが、その後もう一度読みたいとは
 思わなかったそうです。」


「抗議者」とは、世界のありように対して怒りを感じている人々であり
彼らについては古代中国から現在に至るまで、さまざまな記録があります。

彼らは社会を去ることによって、戦争、消費者主義、貧困などに
抗議の意を示します。

ナイトは世界に対して何らかの意見を持っていたわけではなく
彼の失踪はそうしたこととは無関係でした。

「追求者」は現代に最も多いタイプの隠者で、芸術的、科学的
個人的理由から社会を去る人たちのことです。

このタイプにはたとえば、自らの内なる世界を旅するために
森へ入った作家のヘンリー・デビッド・ソローがいます。

アインシュタイン、ミケランジェロ、アイザック・ニュートンも
隠者を自称し、芸術的、知的世界における飛躍的な進歩を
社会に持ち帰りました。

ナイトは、この追求者タイプにも当てはまりません。

彼は文章を書くことも、写真を撮ることもしませんでした。

泥棒ではありましたが、彼の孤立状態は、人類史上の誰が
経験したものよりも揺るぎなく、完全なものでした。

ナイトはソローのことを「道楽者」だと評しています。

ソローがウォールデン湖畔の丸太小屋で暮らしたのは
わずか2年であり、しかも洗濯は母親がやっていました。

ナイトに言わせれば、ソローはわざわざ外界へ出ていって本を書き
「どうだ、俺はすごいだろう」と自慢した、ただの目立ちたがり屋でした。

次回に続きます。


【関連情報】

すべてを手にする人が捨てている41のこと
清閑の暮らし: 隠者たちはどんな庵に住んでいたのか
「お金の不安」の捨て方 「稼ぎ」に縛られる人「心の自由」を手にする人の習慣
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最後まで、お読みいただきありがとうございました。次回もよろしくね!





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