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ボランティア不足で募金が大幅減
「あしなが募金」が厳しい状況にあると分かり
衝撃が広がっている。
あしなが募金、募金額が5年で4割減
親を亡くした子どもたちを支援する「あしなが学生募金」
が減り続けている。
同募金の報告書を見ると、2016年の募金額は約2億2200万円。
5年前(2011年)の約3億6700万円より約4割減少している。
参加ボランティア減少が原因
茨城新聞によると、原因は募金活動に参加する
ボランティアが減ったためだそう。
1987年の秋は約4600団体が参加していた同募金活動だが
参加団体数が年々減少。
2016年秋の参加団体は983団体だった。
交通遺児支援から始まった、47年続く活動
あしなが学生募金は47年の歴史を持つ「遺児支援」の募金。
交通事故で家族を亡くした遺族らにより、1969年に
「交通遺児育英会」が始まり、1971年秋に同募金につながる
「全国学生募金」がスタート。
毎年春と秋に4日間、全国200箇所で募金運動を行っている。
昨年からは「アフリカの遺児」も支援
交通遺児支援から始まった運動は時代と共に支援の輪を
「災害遺児」「病気遺児」「自死遺児」「親が障害を持つ子供たち」
へと広げており、昨年秋からはアフリカの遺児たちへの支援もスタート。
昨年秋の募金活動では約8336万円の募金が集まり
その半分が遺児らの奨学金に。
もう半分は、世界で最も貧しい地域であるアフリカの遺児らから
リーダーを育成させる構想の資金になった。
「仕組みを考え直すべき」という声もあるが
誰もが知っているこの募金が減り続けていることを受けて
ネット上にはさまざまな反響が投稿されている。
「心も懐も、募金するような余裕がなくなってきている」
「世知辛い世の中」
と嘆く声や
「募金は信用できない」
「詐欺を疑って躊躇してしまう」
という意見。
また
「全額、国内の子たちの支援にあてて欲しい」
「寄付金控除の対象にすべき」
「街頭募金は時代遅れのような気がする」
など、募金の仕組みを改めるべきという指摘もある。
「なんとかしてあげたい」と応援する声が
一方で
「なんとかしてあげたい」
「少しでも支援したい」
「飲みに行ったつもりで、5千円くらい募金しておこうかなぁ」
「見かけたら協力しなきゃ」
と応援する声も。
また
「わずかな支えを広げませんか。一歩一歩歩んで行きましょう」
という呼びかけや
「拡散することで活動を支援し続けたい」
と拡散を呼びかける人もいる。
「あしなが学生募金」は街頭募金だけでなく、口座でも
寄付を随時受け付けており、「あしなが育英会」には
クレジットカードや携帯電話からも寄付することができる。
【関連情報】
世の中を良くして自分も幸福になれる「寄付」のすすめ
あなたが救える命: 世界の貧困を終わらせるために今すぐできること
刺青サンタ: ヤクザが障害者施設に行ってみたら、こんなことになった
挑戦を続ける「生活クラブ風の村」 ―地域でだれも孤立させないしくみづくり
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