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ベトナムの干支には猫がいる
猫のせいでお釈迦様が亡くなってしまった話
80歳の時、お釈迦様は体調を崩して
亡くなられてしまいました。
原因はキノコ料理を食べて、中毒症状を
起こしてしまったからです。
キノコを食べて体調を崩してしまったお釈迦様は、ねずみに
「食中毒に効く薬があるので、とってきてほしい。」
と命じました。
お釈迦様に命じられたねずみは、お釈迦様を助けるために
急いで薬を取りに行きます。
しかし、薬を取りに行く途中で猫に出くわしてしまい
ねずみは猫に捕まって、食べられてしまいました。
お釈迦様の使者として、薬を取りにいったねずみが
食べられてしまったので、お釈迦様は薬を飲む事が出来ずに
亡くなってしまったという伝説があります。
そのため、猫は干支の仲間に入ることが
出来なかったというお話です。
中国にはもともと猫がいなかった!
猫が干支の仲間入りを果たすことが出来なかったのは
中国には昔猫がいなかったからという説もあります。
猫はもともとエジプトの動物で、古代エジプトではスフィンクス(神様)
として崇められるほど、エジプトの人達にとって馴染み深い動物でした。
古代エジプトはとても栄え、強大な帝国でもありました。
そのため、古代エジプトの象徴でもある猫は、他国から
嫌われる対象になってしまったのです。
他国から嫌われていた猫は、紀元前30年頃まで、他国で
飼育されることがありませんでした。
猫が飼育されるようになったのは、エジプトがローマ帝国に
滅ぼされてしまってからだと言われています。
そのため、干支が作られた頃の中国では、猫は庶民にとって
馴染みが浅い動物だったのかもしれません。
海外の干支の中に猫がいる!
私達の生活に馴染み深い干支ですが、日本や中国だけでなく
他の様々な国でも活用されています。
日本や中国では、干支の中に猫はいませんが、チベット、タイ
ベトナム、ベラルーシの干支には、ウサギではなく猫が仲間入りをしています。
なぜ、ウサギではなく猫が干支になったのかは諸説あります。
中国語の発音でウサギは「mao(マオ)」なのが、ベトナム語の
猫を意味する発音「meo(メオ)」に近いこと。
ウサギはベトナムでは馴染みが薄い動物で、猫はベトナムに暮らし
人間にとってねずみからお米を守ってくれる動物として
身近な存在であったこと。
このようなことから、ウサギではなく
猫になったのだと考えられています。
その他にも、ブルガリアでは干支の動物達の中に、トラではなく
猫が仲間入りしていたりと、干支の動物達も、その国で馴染み深い
動物達に変化しています。
まとめ
猫が好きな人にとっては、猫が干支に選ばれなかったことに対して
少し悲しい気持ちを抱くと思います。
私も子供の頃は、猫が干支に選ばれなかったことを
悲しいと思っていました。
しかも私はねずみ年なので、おばあちゃんから猫が干支に
選ばれなかった理由を聞いて、ショックで泣いてしまいました。
おばあちゃんに対して
「ねずみ年なんかなければいいのに!」
と怒ったことがあります。
こうして干支について調べていくと、海外では猫が仲間入りしていたり
猫が中国では馴染みの浅い動物であったりと、歴史や文化の違いを感じて
とても面白い発見をすることが出来ました。
皆さんもお正月になったら、干支のお話を
家族にしてみて下さい。
きっと楽しいお正月を過ごすことが出来ると思います。
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