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陸海空で日本と共同訓練
インド政府は、中国との国境付近での対峙問題を解決したものの
軍事的圧力をかけてきた中国への警戒をいっそう強めている。
一部の印メディアは、両国軍は問題となった紛争地から
完全に撤退していないと報じている。
モディ首相と中国の習近平国家主席が中国・アモイで
握手を交わした翌日の6日、インドのラワト陸軍参謀長は
中国軍がブータンとの紛争地で道路建設を行い中印軍の
にらみ合いが2カ月以上続いたことについて
「(中国が再び)攻撃姿勢を見せ始めている」
と述べるとともに
「戦闘は現実の範囲にある」
と強調した。
インドを訪問した河井克行・自民党総裁外交特別補佐も
ニューデリーでのインド要人との会談後、記者団に
「複数の会談相手から中国人民解放軍は(今回の対峙地点とは)
違うところで出てくるといわれた。(中印の和解は)一時休止
だという表現を使った人がいた」
と話した。
7日付のインディアン・エクスプレス紙は、複数の
消息筋の話として、インド軍と中国軍は、対峙地点から
約150メートルずつ後退したものの、依然、紛争地の
ドクラム地区内にいると報じた。
インド政府はこの報道の真偽を確認していないが、完全に
緊張状態を脱したわけではない可能性がある。
こうした中、日印防衛相会談で5日、共同訓練の
具体的な内容で正式合意した。
海自と印海軍はこれまで行ってきた2国間訓練に
対潜戦を含める形を重視する。
陸自と印陸軍は、来年中に初の対テロの陸上共同訓練を行う。
空自と印空軍も、日本側で初の共同訓練を実施する。
中国の軍事的台頭を見据え、陸海空で
共同訓練がそろうことになる。
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