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こんなモラハラ夫が実在する!?
モラハラを長期間受け続けていると、感覚がマヒし
客観的にみたら異常な命令や言動でも、承服してしまう
ことが多いという。
ヒトは人格を否定され続けると、正常な判断が
できなくなってくるということだろうか。
パートナーからのモラハラを受け流し続けるのは
非常に困難であるということだ。
かなり強烈なモラハラを受けていた人も
きっといるだろう。
そこで今回、行政書士であり、離婚カウンセラーとして
モラハラ問題にも詳しい阿部貴子さんに
信じられないモラハラ夫エピソードについてお話を伺った。
■高熱があっても家事を要求する夫
最初は、どんなときでも家事は妻がやるのが当たり前と
思っている夫のエピソードだ。
「40度の高熱で寝込んでいても、『それが妻の仕事だろ』と
いつも通りの家事を求めてくるというケースがありました。
妻に対する思いやりや、いたわりが全くない状態でした。
また、妻が食事の準備をすることができないので
しぶしぶ弁当を買ってくるのですが、妻の分は
買ってこないという夫もいました」
(阿部さん)
妻に対する愛情よりも、仕事の責任や、役割分担の方が
大事だということだろうか。
夫が家事を手伝うのは、当たり前だと思うのだが……。
あまりにも幼稚で、言葉も出ない。
■妻に課題の提出を求める夫
次も、とんでもない勘違い夫のエピソードである。
「妻にいちいち課題を出してくる夫がいました。
『何の権限があるのか?』と思いつつも
妻は従っていたようです。例えば、家計管理の課題です。
家計シェイプアップの見直し案を夫に求められたそうです。
夫に提出すると、『あと2割カットできるだろう。今週の
土曜日にまた再提出しろ』などと、根拠もなく追加で
課題を求めてきたそうです」
(阿部さん)
仕事のストレスを家庭で発散しているのだろうか。
理解不能である。
家庭の課題を解決したいなら、夫婦で
一緒に考えるべきだろう。
■出産や手術時にもサポートしない夫
最後のエピソードも、信じられないような内容である。
「出産の際、妻のサポートをしぶる夫がいました。
『みんな普通に出産しているだろう?』といった具合に
妻の緊急事態においても非常に行動が重たかったそうです。
妻が訴えても、すぐに病院に連れていくなどの行動をとらず
何度も言われ、しぶしぶ動くといった様子だったそうです。
また、出産に限らず手術などでも、夫がまったく共感せず
手術の立ち合いなどでやってくる妻の親を自宅に入れない
などということがありました。深刻な手術の前日であっても
心無い言動を平気でしていたようです」
(阿部さん)
出産に対する知識のなさもさることながら、妻への愛情が
大きく欠如しているようだ。
離婚が頭をよぎっても、おかしくないレベルであろう。
今回のエピソードに登場する夫に共通するのは
妻へのいたわりや愛情がないという部分だ。
「自分の妻に対しては何を言っても構わない」といった
ある種の甘えや優越感のような感覚が、このような異常な
行動をとらせるのかもしれない。
本当に大切なものは何なのかを考え
生活してもらいたいところである。
●専門家プロフィール:阿部 貴子
行政書士、離婚カウンセラー。一橋大学経済学部卒。
「女性をしっかり支える阿部貴子の離婚相談」代表。
夫の浮気、性格の不一致やモラハラなどによる離婚相談
また離婚後の財産分与など、さまざまな離婚カウンセリングに対し
豊富な経験を生かして自ら対応している。
「モラハラ夫と離婚する方法」では、基礎知識や対策を紹介している。
またシングルマザーやその予備軍によるい助け合いコミュニティ
「シングルマ」などを運営する。
【関連情報】
夫が怖くてたまらない
みんな「夫婦」で病んでいる
モラルハラスメント あなたを縛る見えない鎖
おさえておきたい パワハラ裁判例85
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