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終末の予兆？






英国の一部で16日、空が不吉な茶褐色に染まり、太陽が
赤々と揺らめく黙示録さながらの現象がみられた。

大西洋を北上してアイルランドを直撃したハリケーン
「オフィーリア」の影響とみられている。

ソーシャルメディアのユーザーは不気味な雲が太陽を
覆い隠した写真を次々と投稿。

ロンドンの科学博物館）はツイッターに

「世の終わりではないですよ！」

と冗談交じりに投稿した。

とはいえ、異様な光景に不安を感じた人は多かったようで
ほかにも

「SF映画みたい」
「エイリアンの来襲か」

などという書き込みもあった。

さらに、英国の欧州連合（EU）離脱を推進する団体は

「ああ、離脱を受け入れられない人たちが
　正しかったということか」

とつぶやいた。

英気象庁の気象予報官は今回の異常現象について、暴風に
勢力を弱めて16日にアイルランドを直撃したオフィーリア
によって引き起こされたものとの見解を示している。

オフィーリアによって

「南欧とアフリカから大気が引っ張られてきていて、それに大量の
　砂塵が含まれている」

という。


【関連情報】

図説 空と雲の不思議 きれいな空・すごい雲を科学する
天気のしくみ: 雲のでき方からオーロラの正体まで
異常気象はなぜ増えたのか――ゼロからわかる天気のしくみ
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