今日の気になる情報をお届けします。

目の下のくまの原因とケア
黒目のケアですぐできる対策はありますか?
村上先生
まつげの根元を清潔にするためにアイライナーを内側に引き過ぎない
マイボーム腺の油分を分泌しやすくするためにホットアイマスクを
使って目元を温めることなどが有効です。
また長時間PC作業に集中する時は、1時間に10分程度の休止時間を
設けたり意識的にまばたきをしたりしましょう。
PCのディスプレイをより下方に置いたり、コンタクトレンズの
装用時間をなるべく減らして眼鏡を使用したりして、日常生活でも
気を付けることが大切です。
メイクやカラコンで目を大きく見せるのは簡単ですが
自分自身の澄んだ目を綺麗に保ち、目力を鍛えることが一番です。
●今からでもできる、シミ、シワ、目の下のくまの対策!
目元のシミやシワ、まぶたなど、瞳の印象や目元周りを
綺麗に保つために大切なことがあったら教えてください。
村上先生
まぶたの皮膚は体の中でも最も薄く
なんと0.6mmしかありません。
皮膚の老化に主に影響を与えるものは加齢による内因的なものと
紫外線による外因的なものの2つ。
皮膚を構成する表皮、真皮、皮下組織の3層が
加齢・紫外線・乾燥・物理的刺激などの影響で萎縮し
薄くなります。
そしてそれらの層の結合組織も弱くなり、シワが生じます。
紫外線対策やなるべく目をこすらないこと、皮膚の保湿や
室内の加湿が重要です。
また、シミに関しては、加齢よりも紫外線を浴びることで
表皮の角化細胞や色素細胞の遺伝子が傷ついた結果
生じると考えられています。
また喫煙も皮膚の老化に関係します。
喫煙者はシワが目立ち、皮膚も黄ばんで見えるため
年齢の割に老けて見えてしまいますよ。
目の下のくまに関しては、原因が血行不良、脂肪のたるみ、くぼみ
色素沈着があると考えられています。
後者3つは加齢や物理的な刺激、やせすぎ等が原因。
血行不良は、十分な睡眠を確保すること、目元をホットアイマスクなどで
温めるなどで対策してください。
<プロフィール>
村上沙穂
日本眼科学会会員、日本医師会認定産業医、着物着付け師範。
1987年生まれ、宮崎県出身。
京都大学経済学部、岡山大学医学部を卒業。
ハーバード公衆衛生大学院への短期留学、医療系コンサルでのインターン
文部科学省の起業家育成プロジェクトでのイスラエル派遣等
国内外で幅広く活動する。
予防医学、ヘルスケア事業、スタートアップ界隈などでアクティブに活動する中で
「人間が生きる時間の満足度や幸福感、日々の生活の快適さを最大限に高めたい」
との思いから、「美しい世界を見ることのできる喜び」に関わりたいと決意し
眼科医の道を選択。
医師免許取得後、岡山県倉敷市の「日本一救急車の多い病院」で2年間臨床研修。
現在は都内病院にて、患者さんに見える喜びを提供すべく眼科医として日々奮闘中。
趣味は温泉、美味しいもの、ヨガ、散歩。
【関連情報】
学んで実践! 太陽紫外線と上手につきあう方法
皮膚の加齢変化とその対策: シワ、シミ、薄毛、乾燥肌などの悩みに答えて
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