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首都ニューデリー、マスクを着けた通勤者
インドの首都ニューデリーで、同国とパキスタンの大部分に及んでいる
深刻な大気汚染への対応策として、すべての建設工事と大型トラックの
市内への乗り入れが禁止されたほか、自家用車の使用についても
厳しい規制が発表された。
3日連続で有害な微小粒子状物質を含むスモッグに覆われた
デリー首都圏ではこれまでに、数千あるとされる学校が
休校になっている。
インド医師会が公衆衛生上の緊急事態と警告した状況を受け
デリー首都圏政府に対して緊急の対応を求める声が高まっていた。
ニューデリー交通当局のカイラシュ・ガーロット氏は報道陣に対し
「デリー首都圏の状況はとてもひどく、汚染レベルが下がるのであれば
どんな手段であろうとそれを実施する」
と述べ、13日から自家用車の使用を1日おきに
規制する計画を発表した。
ニューデリーでは毎晩、約5万台の大型トラックが走行しており
そのほとんどがディーゼル車だ。
こうした大型トラックが同市を悩ます大気汚染の
最大の原因となっている。
インドでは冬の訪れの前などに弱い風と、農業が盛んな
北部パンジャブ州とハリヤナ州での収穫後の野焼きによって
大気中の汚染物質の値が安全基準の何十倍にも急上昇する。
米大使館のウェブサイトによると、ニューデリー市内における
有害な微小粒子状物質「PM2.5」の指数は8日午後に一時、1000を超えた。
この数値は世界保健機関(WHO)の
安全基準の40倍に当たる。
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