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カンガルー2
人道的な安楽死の手段






最近の降水量の増加でカンガルーも増えているが、子どもの
生存率は低めで、干ばつやその他の環境変化の影響を受けやすい。

2000年代、オーストラリアは記録的な干ばつに見舞われ
カンガルーの数は2380万頭にまで落ち込んだ。

2010年頃に干ばつが収まると、エサも増えて数は再び増加し
2017年には推定5000万頭近くまで回復した。

しかし、再び乾燥した夏が来れば、カンガルーたちは
エサ不足に陥るかもしれない。

その場合、狩猟は人道的な安楽死の手段になりうると
ニューサウスウェールズ州一次産業局の研究員である
トゥルーディ・シャープ氏は語る。

「猟による個体数管理は、いずれにせよ干ばつで死ぬ運命にある
 カンガルーを狙うのであって、時間をかけて苦しみながら死ぬ
 動物の数を減らしてやることにもなるのです」


この考えに賛同する野生生物管理者や保護活動家は多い。

水やエサ不足で衰弱死するよりは、即死させて
やった方がましというわけだ。

動物学者で自然資源の持続可能な利用が専門のロージー・クーニー氏は
カンガルー猟の目的は個体数管理だけではないことを強調する。

「カンガルーは、価値ある再生可能な資源であり、人間はそれらを
 注意深く持続可能なやり方で利用することができるのです」


しかし、カンガルー猟に反対の立場を取る行動生態学者の
マーク・ベッコフ氏は、間引き狩猟を商業利用と結びつけると
グレーゾーンが生まれてしまうと警告する。

「個体数を抑えるためにやっていることだと主張していますが
 彼らはそれで収入を得ているのです」


米ニューヨーク市立大学の学部長で環境保護団体
「ワイルドライフ・トラスト」の会長を務めたこともある
メアリー・パール氏は、どんな野生動物でも駆除の決定を
下す前に、商業ハンターから処理業者、小売店、ツアー催行会社
それに土地や野生動物の長期的で持続可能な利用を考える人々に
至るまで、全ての関係者の意見と要求を考慮すべきだと語る。

「倫理的に間引くには、持続可能な個体数を維持することを目的とし
 駆除する数は最低限にとどめ、殺される動物には痛みや苦しみが
 最も少ない方法を採るべきです」



ハンターに課せられたルール

商業的なカンガルーハンターは、国が定めた行動規約による
人道基準に従うことが義務付けられている。

狩猟の際には、長い時間苦しむことのないよう頭部を狙って
銃弾を1発だけ撃ち、その個体が死んだのを確認してから次の標的に移る。

また、射撃の技能試験にも合格しなければならない。

多くの生態学者は、食肉用に飼育され殺処分されるのに比べれば
野生動物を自然の環境で射殺する方が人道的であると考えている。

しかし、カンガルーは夜行性なので、夜の暗闇で猟をするとなると
頭部を狙って一発で仕留めるのは難しい。

しかも猟は州監査官による任意の現場監査を受け
さらに解体処理場へ持ち込まれた際には獣医による
検査が義務付けられている。

カンガルー産業協会役員のジョン・ケリー氏は、これだけの要件に
従わなければならない行動規約はあまりに厳しすぎると主張する。

2002年に動物福祉団体「RSCPAオーストラリア」が政府のために
作成した報告書によると、監査対象になったカンガルーのうち
頭部に銃弾を受けていたのは95.9%だった。

報告書は、高い確率で人道基準が守られていることを評価しているが
その一方でまだ11万頭以上が頭部以外の部分を撃たれている事実は

「商業狩猟の規模の大きさを鑑みれば
 憂慮せざるを得ない」


としている。

また、報告書は、仕留めたものの死骸が放置されたままだったり
銃弾を受けたまま逃げられたり、母親が殺された後に子どもだけが
残されてしまった場合は、数に含まれていないことを指摘している。

政府監査官による任意の監査も定期的に行われているわけではなく
ハンターの方も監視がついていればいつもより注意深くなるので
調査結果が現実を反映しているとは限らないとも述べている。

とりわけ問題なのは、母親が殺された子どもの処置だ。

ハンターは、腹部の育児嚢に子どもが入っていると
明らかにわかるメスのカンガルーを狩猟対象としないよう
求められている。

それでも万が一、子どものいる母親を射殺してしまった場合
子どももできるだけ早く

「頭蓋底に強力な一撃を加えて」

息の根を止めるように、行動規約は推奨している。

か弱いカンガルーの子が、飢えや天敵、外部への露出によって
ゆっくりと死に至るのを防ぐためである。

RSPCAオーストラリアは

「ほかのやり方と比べてこの処分法がどこまで人道的なのかは
 まだ完全にはわかっていない。育児嚢に入っている子どもを
 最も人道的に処分する方法を、早急に研究する必要がある」


としている。

また、ハンターは成獣の人道的な狩猟法に関する訓練は
義務付けられているものの、子どもの処分に関しては同様の訓練を
受けていないことも指摘している。

次回に続きます。


【関連情報】

カンガルー肉 ブロック【サーロイン】 (ギフト対応)(直輸入品)
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