今日の気になる情報をお届けします。

ドイツ、保護者に破壊するよう呼びかけ
壁に耳あり障子に目あり、スマートウォッチはなんでもあり...。
先月、ヨーロッパ消費者協会(BEUC)がなんていったと思います?
子供用スマートウォッチは"おもちゃ"としては危険すぎるから
「売るな渡すなぶっ壊せ!」
って言うんです。
えぇ、イマドキキッズの左腕にはスマートウォッチが
巻かれてるんですかぁ!?
本当にあったスマートで怖い話...
ノルウェー消費者審議会が10月中旬に出したレポート曰く
いくつかの機種は簡単にハッキングされる致命的な欠陥があるよ!
凄腕ハッカーがマジになれば、履歴情報だけでなくリアルタイムの
現在地や健康状態などの個人情報まで持ってかれちゃうんだとか。
怖っ...。
そもそも安価でネットが使えるGPS付きの携帯電話を
子供に渡すのもどうなのかってことですね。
ほとんどの企業はちびっ子のための安全対策までしてないだろうし
というかデバイスを通して集めた情報を商業目的で利用しないなんて
一言も言ってません。
規約に書いてありますからね、良い子のみんなは
ママと読みましょう!
5歳から12歳のキッズ達のデバイスで使われているのは
ボイスメッセージや電話といった基本的なものばかりで
多くの子供たちにとってスマートウォッチなんて
リスクでしかないんです。
ある子供用スマートウォッチは中国のサーバーに暗号化されていない
位置情報が送られていることを、BEUCは見つけちゃいました。
これ子供に限らずヤバいんじゃ...。
ノルウェー消費者審議会は
「保護者が買い与えたデバイスによって、知らないうちに知らない人が
接触してくるってことがないとは言い切れない」
と怖い顔。ヒェェェ~。
やっぱりスマートに壊すしかない
BEUC会長のMonique Goyens氏は、世の保護者たちはそのデバイスが
子供の安全を代償にした代物であることをわかっていないと言っています。
「スマートウォッチに私たちの位置情報を教えてはいけない」
Bleeping Computer(コンピューター向け知恵袋みたいなWebサイト)
によると、BEUCは子供たちのスマートウォッチに警戒するよう
学校に求め、保護者には子供たちを虜にする腕時計をぶち壊すように
呼びかけたそうです。
以前から警備会社はデバイスをおもちゃ扱いするの
危ないよって言ってたんです。
仕事場からでも子供を見守るためのカメラは、検索エンジンShodan
などを使えば誰でも簡単に乗っ取れてしまう危険性があるんですから。
FBIもスマホやスマートウォッチといった"スマートおもちゃ"が
子供たちのプライバシーを危険にさらす可能性があると警告していました。
「日常的な会話がマイク付きのおもちゃによって録音されていた
というケースもある。何気ない会話の中から子供たちの名前や学校
趣味嗜好などが"スマートおもちゃ"によって盗み聞きされることもありえる」
いつどこでだれが見てるかわかんないってことですよ
ウォッチだけに!!
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